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Bibliographie

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Titre: 話者の言語哲学 - 日本語文化を彩るバリエーションとキャラクター

Auteur1: 泉子・K・メイナード

Annee: 2017

typeOuvrage: ouvrage

SiteWeb: http://www.9640.jp/book_view/?726

Nombre_pages: 354

Editeur: くろしお出版

ISBN: 978-4-87424-726-6 C3081

Genre: Specialité

Resume_editeur:  筆者はここ数年、日本のポピュラーカルチャーのディスコースを中心に分析してきた。本書は、それら一連の研究を通して浮かび上がってきた「言語行為をする主体、つまり話者とは何か」というテーマを追うものである。分析にあたってキャラクターとキャラという概念を応用し、その言語使用をキャラクター・スピークとして日本語表

Table_des_matieres: 第1章 話者という根本問題と言語哲学
1.1 話者について問う意味:話者複合論へ
1.2 話す主体・私としての話者
1.3 言語哲学的アプローチの試み
1.4 言語哲学の手法
1.5 話者と言語の相対的関係
1.6 データ
1.7 本書の構成

第2章 西洋における主体と話者の捉え方
2.1 対立し続ける立場
2.2 言語学の動向と話者
2.3 話者の複雑性を論じる人類学
2.4 自己の概念を疑うポストモダン
2.5 認知科学における話者
2.6 社会言語学が明らかにする複数の話者

第3章 話者と日本の文脈
3.1 西田哲学:無の場所に現れる話者
3.2 宮沢賢治:明滅する自己
3.3 話者と相手の連関
3.4 複数の自己の心理
3.5 平野啓一郎:分人としての話者

第4章 キャラクター現象:キャラクターとキャラクター・スピーク
4.1 キャラクター現象
4.2 ポストモダンとポピュラーカルチャー
4.3 ポピュラーカルチャーにおけるキャラクターとキャラ
4.4 社会におけるキャラ現象
4.5 キャラクター・スピーク

第5章 日本語表現における主体・話者・話者複合論
5.1 陳述と潜在する主体
5.2 日本語談話論と話者
5.3 間主観性から話者複合論へ
5.4 キャラクターと話者複合論

第6章 ライトノベル:登場人物としての話者キャラクター
6.1 はじめに:ライトノベルにおける会話部分のキャラクター・スピーク
6.2 登場人物のキャラクター・スピークとキャラクター設定
6.3 ライトノベルのキャラクター設定
6.4 ツンデレキャラクターと話者複合性
6.5 キャラ提示と話者複合性
6.6 『ダーティペアの大征服』におけるキャラクターとキャラクター・スピーク

第7章 ケータイ小説:語りの方策と話者キャラクター
7.1 はじめに:ケータイ小説における語り部分のキャラクター・スピーク
7.2 語る私と語られる私の話者複合性
7.3 もうひとりの私の存在
7.4 心内会話と語りのキャラクター
7.5 バリエーションと語りの話者複合性
7.6 語りの演出とキャラクター・スピーク
7.7 語り手の登場とキャラクター・スピーク

第8章 トーク番組:おネエ言葉と話者複合性
8.1 はじめに:言語と性差
8.2 キャラクター・スピークとしてのおネエ言葉
8.3 マツコ・デラックスのキャラクター設定とキャラ提示
8.4 おネエ言葉を混用するエンターテイナー

第9章 テレビドラマ:フィクションとしての方言と話者複合性
9.1 はじめに:方言の変遷と方言ドラマ
9.2 『花子とアン』と『あまちゃん』
9.3 フィクションとしてのバリエーションと話者複合性
9.4 主要登場人物のキャラクター・スピーク
9.5 語りのキャラクター・ゾーン

第10章 少女マンガ:浮遊するモノローグとキャラクター
10.1 はじめに:少女マンガという世界
10.2 マンガの構造とモノローグ
10.3 マンガにおける話者の諸相と複合性
10.4 『僕等がいた』における七美のキャラクター・スピーク
10.5 『君に届け』における爽子のキャラクター・スピーク
10.6 マンガ家とキャラクター

第11章 話者複合論と日本語発の言語哲学
11.1 まとめ:キャラクター・スピークと複合的な話者
11.2 キャラクター・スピークとしてのバリエーションとキャラクター
11.3 空白の場所を埋める話者と話者複合論の可能性
11.4 日本の言語文化から発信する言語哲学



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